新宿店について
京王百貨店は、王冠マークの下に『Keio』の文字が入った独自ロゴが特徴の百貨店です。
本店となる『京王百貨店 新宿店』は、1964年(昭和39年)11月1日に京王帝都電鉄(現在の京王電鉄)新宿駅ビルに開店しました。
開業時から友の会を設立して運営しており、関東地区では初となる百貨店の友の会でした。(友の会:会員を集めて定期的に積立をさせ、積立額を上回る金額の自店でのみ使用可能な商品券などを提供する)
開業間もなくから続いている催事イベントに、第1回が1966年(昭和41年)に行われた『元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』があります。
第1回から第20回までは30~40種類程の扱いでしたが、現在では350種類を超える駅弁とグルメが集結し、人々を魅了し続けています。
京王百貨店は1994年(平成6年)に「新・大衆百貨店」として、いち早くプライベートブランドの開発に取り組んだり、中高年層を重視したブランドやサイズ展開の豊富な衣類の販売、食品では1999年(平成11年)にアレルギー対策をしたクリスマスケーキの販売など、高齢者に限らないバリアフリーの展開を図っています。
また、新宿駅周辺の再開発が進みだし、京王百貨店・ルミネ1を含む地区の建て替えも予定されています。東日本大震災・新型コロナ禍以降の客数のさらなる回復や新たな顧客獲得に向けて、再開発事業の成功に期待がかかっています。